論点思考
内田和成氏の著「論点思考」をパラパラと読み返す機会がありました。
問題解決に向けた思考法が身に付く本だと思います。
仕事で最初に上司に読めと言われた本でした(今も絶賛勉強中のペーペーですが)
有名な例を挙げると
例1:ケーキ折半
二人で半分こする時、サイズ・重量・景観までいかに平等に、均等に分けるにはどうすればいいではなく、お互いが満足できる形で折半するにはどうするかが論点になるかと思います(これ本に掲載されていたっけ忘れた)
「いちご二つ取っていいから、少し多めにくれよ」
「今は量食べられないからちょうど良い」
となればお互いに満足した状態で「半分こ」できる訳です。
例2:疲れが取れない
状況に寄って解決策が変わるかと思います。
生活習慣が乱れがちで健康に影響が出ている
食生活に問題があり栄養の偏りがある
寝具が身体に合っていない
過眠性で睡眠時間は確保できているが、疲れを感じやすい
それぞれ、解決策が変わるかと思います。
普段の生活で何気ない事をこのように掘り下げて考える事は少ないと思いますが、これまでよりももっと効率的で効果的で、さらに付加価値がでる方法があるかもしれません。その悩みも意外なところが論点で、想像もしていない方法であっさり解決してしまうかもしれません。
なぜこの問題がおこっているのか
○○だから?
なぜ○○が原因なのか?
××だから?
なぜ××なのか?
こういった考え方をする癖がついたら一つ人生が楽しくなるかもな、と本を読み返しながら改めて思った次第でした、頭の体操にもなるしさ。